投稿日:2015年6月15日
新築一戸建て分譲の首都圏の契約戸数の4月・5月は連続で5000戸を割り低迷しました。新規販売が少なかったことと1月・2月・3月に6000戸超えと多かったことが影響しています。
新築一戸建て分譲の契約戸数と新規販売の月の比較の推移をみると
新規販売戸数は平成26年7月から10月に平均6000戸と多かったのですが、その間の契約は平均5000戸と1000戸少なかったです。それが平成27年1月から3月にかけて契約となっています。つまり7月に新規販売となり通常は12月には建物完成するのでそこまでに売りたいのですが、売りきれずに完成在庫値引きをして1月から契約を促進したということです。
そして新規販売の12月から3月の平均は5100戸と少なくなっています。そのためそれらが完成した後の4ケ月後の4月以降は契約が5000戸前後になるということなのですが、実際は4月・5月の平均は4700戸と▼300・▼6%減っています。
そのため4月・5月の契約は前年同期比で▼4..8%減少し、新規販売戸数比較では▼6%契約が低迷したといえます。
そして4月・5月の新規販売戸数の平均が4945戸なので7月以降の契約見込みは4945戸×▼6%で4650戸の見込みとなります。前年同期比では▼8%となります。