投稿日:2015年6月13日
今週の新築一戸建て分譲の販売広告されたものは2万8335戸で5月ゴールデンウィークの販売戸数の3万4018戸から▼5683戸も減りました、販売平均価格は3577万円で5月第一週の3587万円から▼10万下げています。前年同期が3万2634戸で3601万円でしたから、戸数で▼4299戸減り、価格で▼24万円下げています。
完成在庫は1万6796戸で全体の59%ですから、平準平均の50%よりやや多いと言えます。平均価格は3472万円で全体平均より▼105万円ですので下げ渋っているといえます。
5月・6月の新規販売は4985戸と少なくて、その販売中は3875戸なので契約率は23%とありましたので新規販売としてはまずまずです。販売平均価格は3657万円と全体販売平均よりは+80万円高くなっていますが、今年春の新規販売価格が3700万円を超えていたのからすると少し安くなったと言えます。
内訳として、東京都1117戸・神奈川県793戸・埼玉県976戸・千葉県591戸なので神奈川県が少なくて、埼玉県が多いといえます。そしてその埼玉県の新規販売平均は3193万円と完成在庫販売平均価格の2979万円よりも+215万円高くて、価格ギャップがあると言えます。総戸数10戸以上の大型分譲が16件ありますが、その平均の駅徒歩が22分と住宅ポータルサイトでの検索で多い徒歩20分以内からはずれているために、残り戸数が少なくなって販売期間が伸びた時に値引きをするためです。