投稿日:2015年5月23日
新築一戸建て分譲の首都圏の今週の販売広告されたものは3万3219戸で3月末よりも▼3643戸減っています。完成在庫が1万9643戸で3月末の2万6458戸から▼6815戸減ったためです。販売平均価格は3557万円で3月末の3524万円から+33万円上げています。4月・5月の新規販売の平均価格が3676万円と販売平均より+119万円高くなっているためです。
特に東京23区の新規販売平均価格は5135万円と高くなっています。販売戸数が多い練馬区が5150万円と高くなっていることが大きな要因です。人気の目黒区などは9020万円まで跳ね上がっています。土地が平均80㎡ですから建物を2000万円とすると土地は7000万円で坪単価は288万円となっています。さらに品川区となると販売平均価格が7260万円と少し低いのですが土地の平均が49㎡と小さいために建物2000万円とすると土地が5260万円で坪単価は353万円と「バブル」とも言える価格になっています。ただ23区で最安値の足立区は販売平均が3602万円で土地が80㎡なので建物1600万円とすると土地は坪82万円となります。一時期よりも上がっていますが、都心に比べると通常の価格範囲といえます。やはり都心の土地価格が異常になっているのみといえます。