投稿日:2015年5月11日
新築一戸建て分譲の首都圏で今週販売物件の中で1980万円以下は1756戸ありました。1年前よりは減っています。
県別でみると一番多いのが千葉県で564戸あります。二番目が埼玉県372戸で、栃木県301戸、群馬県251戸、茨城県162戸、東京都56戸、神奈川県51戸となっています。
千葉県は1980万円以下で販売されている戸数が10戸以上ある物件が18件もあります。一番多いのが市原市ちはら台東の78棟分譲が35戸販売されています。次いで千葉市緑区の36棟分譲が30戸販売されています。そして野田市清水公園で53棟分譲が23戸販売されています。外房線や野田線での1980万円以下の大型分譲の販売が多いです。清水公園東は駅徒歩8分と駅近でいいのですが、ただ建物が76㎡と小さいのが難点です。千葉県内で人気の行政である柏市では野田線が多いのですが、常磐線沿線でも物件がありますが、バス便となっていて、建物が96㎡以下と小さいです。
次いで多いのが埼玉県です。東松山市日吉町で25棟分譲が24戸販売になっているのが一番多くて、滑川町月の輪では39棟分譲が15戸販売で、幸手市中で17棟分譲が14戸販売になっているなど北西部が多くなっています。さいたま市では見沼区で16棟分譲が8戸販売されています。野田線七里駅徒歩21分と少し遠くて、建物が87㎡と小さいため1980万円と安くなっているといえます。また岩槻区で9棟分譲が4戸販売されています。野田線岩槻駅徒歩25分となっていて、さいたま市の1980万円物件は野田線が多いです。
そして東京都は56戸ありました。西多摩郡瑞穂町で21棟分譲が16戸販売になっています。JR八高線・箱根ヶ崎駅バス便なので交通便利性が悪いために1480万円と安くなっています。あとは八王子市が19戸販売されています。多くは1棟販売でバス便で建物が100㎡以下となっています。そのため1980万円以下になっています。23区内での1980万円以下での販売は無くなりました。
県別で一番少ないのは神奈川県です。その中では相模原市が一番多くて16戸あります。次いで小田原市で9戸となっていて、人気の横浜市や交通利便性の良い川崎市での1980万円以下の販売は無くなっています。
このようにみると首都圏の人気行政で1980万円以下で買えるのはさいたま市・柏市の野田線沿線となります。駅徒歩20分以上で建物が100㎡以下というのが難点ですが、1980万円以下物件では一番と言えます。