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3月の新築一戸建て分譲の新規販売戸数は8291戸で直近の最低戸数となった。

投稿日:2015年4月1日

新築一戸建て分譲の3月の新規販売戸数は8291戸で前年同月比▼23%と大きく減りました。この8291戸は直近では最低の戸数となっています。消費増税駆け込み需要目当ての販売が残ってしまい、それを販売することを優先したために新規販売が4月以降に先送りされたためです。

1月の新規販売は9922戸で住宅着工戸数の分譲戸建ては9511戸でした。2月は新規販売戸数は9426戸で住宅着工戸数は9630戸とこちらもほぼ同じ戸数となっています。となると3月の新規販売戸数が8291戸と少なくなったということは3月の住宅着工戸数は9000戸を割ることが予想されます。ただ昨年の12月のように住宅着工は1万戸を超えているのに新規販売は8484戸と大きな差ができていることの再現があるかもとれません。これは着工はしているのですが、新規販売は翌月以降に回したためです。完成在庫の現場の販売を優先したために、新規現場の現場待機に人が回せなかったという点が大きいです。

ただトレンドとして昨年5月の1万1294戸をピークに下降トレンドになっているのは明白です。そして昨年の11月以降は1万戸割れとなっています。

住宅着工も同じ傾向で、昨年6月をピークに下降トレンドとなっていて、今年の1月・2月は1万戸割れとなっていて、同じ傾向になっています。

これは消費増税駆け込み需要の反動減といえます。平成25年の10月・11月・12月が1万2000戸を超える大きな戸数となっていて、消費増税駆け込み需要目当てで着工・新規販売したのですが施工の遅れなどで期限に間に合わずに在庫としてのこってしまったものが完成在庫となったので、それを売らざるを得ずに、そのあおりを食ったためら新規販売か抑制されたことです。

この消費増税反動減は3月で終了して、この先は円安・インフレで実質所得減の中でどれだけ需要を喚起できるかにかかってきます。それができなければ新規販売・着工は抑制されてきます。ただ良い立地で「価値のある価格」の物件は売れていますので、物件の企画次第ともいえます。

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