投稿日:2015年3月2日
2月の新築一戸建ての新規販売戸数は9426戸で前月の9922戸に次いで1万戸割れとなりました。これで昨年11月以降の4ケ月連続で1万戸割れとなりました。しかし前年同月比では+4.7%と増えていますので2月としてはまずまずの戸数であったと言えます。
新築一戸建ての住宅着工と新規販売戸数の比較をすると
新築一戸建ての住宅着工と新規販売戸数はほぼ同じ動きをしているのですが、昨年12月に新規販売が大きく少なくなりました。在庫が多かったために新規販売を控えたためです。そして本来なら1月にそれが乗って住宅着工よりも多くなるはずですがわずか400戸多いだけとなりました。
そして新規販売戸数は11月以降は1万戸割れとなり平均で9408戸で、4月から9月の平均の1万405戸から1000戸も少なくなっています。
また11月から1月の住宅着工戸数は3万876戸であったが新規販売は2万8245戸で▼2000戸も少なくなっています。これは4月以降に上乗せされてきます。そのため現在の9400戸平均に上乗せされていくので新規販売は1万戸を超えてくると思えます。
しかし住宅着工は1月に9511戸と昨年2月以来の1万戸割れとなりましたが、2月と3月も1万戸を割るものと思えます。これし在庫調整が3月に終わり、上乗せ分が終わる6月くらいまでは続くと言えて、1万戸に戻すのは早くて7月以降となります。ただ、4月の契約が低迷したらさらに先延ばしとなります。