投稿日:2015年2月21日
新築一戸建ての首都圏の今週の販売は3万3762戸で1月末の3万5890戸から▼2128戸減りました。主には完成在庫が1月末の2万4467戸から1万8962戸まで減ったことによります。3月入居物件の契約が進んでいます。販売平均価格は3560万ですので1月末の3557万円とほぼ同じであると言えます。
新築一戸建て分譲で今週販売を価格帯別でみると、2500万から2980万円が6146戸で最も多くなっています。販売の中心が2780万円から2980万円になっているということです。それを県別にみると埼玉県が1374戸あり最も多くなっています。さいたま市が262戸と多いためです。さいたま市は人気があるので緑区や見沼区などで2980万円以下で販売されると交通述べんが少々悪くても売れるために戸数が多くなっています。緑区などでは隣接の川口市よりも公立教育の評判が良いために小学校に入る時に転入する例が多くあります。そのため緑区は全域がほとんどバス便と不便なのですが販売は多くなっています。ただ緑区全体での販売平均は3310万円ですので2980万円以下はお買い得と見られます。3000万円以上は土地が平均110㎡以上ありますが、2980万円以下は土地が99㎡とやや小さくなっているのが価格が下がっている理由です。それでも99㎡ありますので駐車場付きの2階建てで日当たりのいい郊外住宅であることにかわりはありません。その中で人気物件はJR武蔵野線・東浦和駅徒歩20分前後で2780万円です。土地が平均で81㎡とやや小さくなりますが建物が103㎡と大きいために3階建てもあり、少し日当たりが悪くなります。ただ公立教育レベルは評判が良いです。こうなると日当たりを少し犠牲にしても交通利便をとるかどうかになります。
しかし新築一戸建て分譲の2780万から2980万円の選択として、埼玉県さいたま市緑区で東浦和駅徒歩20分というのは良い選択です。通勤時間として東京までは乗車時間で40分くらいで、新宿までは30分くらいで行けます。乗り換えが少し大変なのですが意外と短いといえます。子供が東京私立高校に通うにしても便利といえます。商業施設も豊富ですし、自然は首都圏でトップクラスの良さです。なにより浦和レッズの本拠地の埼玉スタジアムがすぐ近くという立地です。2980万円相場でのおすすめといえるでしょう。ただ該当する物件は2件しかないのでお早目でないとなくなってしまいます。