投稿日:2015年2月14日
新築一戸建て分譲の首都圏の今週の販売広告は3万403戸で先週の2万4890戸から5513戸増えましが、1月末の3万5890戸よりは▼5487戸減りました。販売平均価格は3574万円で先週の3581万よりは▼7万円下げたが1月末の3557万円よりは+17万円上げています。
完成在庫は1万7555戸で1月末の2万4467戸から▼6912戸減っています。販売平均価格は3439万円で1月末の3494万円から▼55万円下げています。3月引渡しが新築一戸建て分譲における年間の最大のピークなのでそれに向けて完成在庫の販促が行われていて値下げも行われています。6912戸減った分の多くが契約になったものと思えます。そのため販売戸数が減ったものと推計されます。
その3月引渡しが販売・契約の中心となっているために2月の新規販売はわずか200件で500戸余りしかありません。しかし販売平均価格は4169万円と高くなっています。東京都が57件と多かったためです。吉祥寺駅徒歩10分という人気立地が8320万円で販売されたり、大田区北千束の大岡山駅徒歩4分で7980万円で販売されていたり、人気立地の物件が多かったことがあります。逆に在庫の多い千葉県は新規販売が少なかったです。わずか10件のみです。ただ、千葉県の中では人気立地の市川市が多かったです。これは平均3408万円と比較的に高くなっています。