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新築一戸建て分譲で完成後一年目前の大型分譲の残り一棟の値下げ幅は大きい。

投稿日:2014年12月23日

新築一戸建て分譲で今年1月に完成したものは、今月いっぱいで完成後1年経つために新築でなくなって業界通称の「新築未入居」となります。それに該当するものが首都圏で主な物件で15件あります。

一番販売戸数が多いのは野村不動産のプラウドシーズン玉川上水です。これは総戸数ヌ134戸のためにいろいろな期分け分が販売されていますが、1月販売分がまだ10戸販売されています。販売価格は4253万円なので当初価格と変わりありません、さすがに野村不動産というところです。ただここまで販売期間が延びてするのは西武拝島線とやや人気の薄い路線であるためです。西武拝島線の玉川上水駅だと小平で西武新宿線に乗り換えて、高田馬場駅で山手線の乗り換えないと新宿駅にいけないため、都心ターミナル駅に行くのに2回乗り換えが必要だというのと、行きはいいのですが帰りになると乗り換えが悪いと時間がかかるために人気が薄くなっています。

次に販売戸数が多いのが積和のテラスステージ町田木曽東の6戸です。総戸数が20戸の分譲で販売価格が3940万円です。横浜線古淵駅徒歩16分なので真珠器に行くにも品川に行くにも50分以上かかってしまいます。そこで徒歩16分というのは新築一戸建ての人気条件からはずれてしまいます。そのため販売期間が延びています。ただこの物件も販売当初の価格とほぼ同じ価格で販売されていて、さすがにブランドルメーカーは値下げをあまりしません。

そして一番値下げされているのは船橋市三咲の19棟分譲が残り1棟となり当初価格3280万円が▼890万円さげて2390万円まで値下げしました。値下げ率で▼27%でこれは大きな値下げといえます。完成一年目前の大型分譲の残り1棟はさすがに値引き幅が大きくになります。

この大型分譲の残り一棟は何かしらの不利な条件があるために値下げされているのです。一般的には敷地延長であったり、西北接道であったりと思われがちですかが、実際にはそうでもなく、バルコニーが南向きだが前の列から洗濯物が丸見えで一階リビングが前の道路から丸見えであったりすることが多いです。この辺の配慮をデベロッパーが考えて区割り・間取り設計をしていれば残らずに済んだとも言えます。逆に、これを解消する木目のスリット柵やハイバルコニーなどちょっとした目隠しをすればお買い得物件といえます。

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