投稿日:2014年12月18日
浦安市の新築一戸建ては東日本大震災後に低迷しましたが、ここにきて復活しています。
新築一戸建て分譲の住宅着工の月の推移を6ケ月移動平均として2004年からの10年でみると
2004年は毎月10戸を超える着工戸数となっていましが、2005年以降は減り5戸から10戸ぐらいでの推移となっていました。
それが東日本大震災の影響による液状化が起きて2011年4月以降は月平均5戸を割りこみ月平均2戸までに下げました。
そして2012年5月には液状化の無かったエリアを中心に月平均10戸を超えるまでに戻しました。やはり東京ディズニーランドを中心とするアメリカ西海岸のような爽やかな雰囲気の人気が根強いことを表しています。
それが2013年前後には5戸前後に減らしましたが、7月には月10戸に戻してそれ以降は10戸前後で推移しています。そして2014年6月から9月の平均は17戸と震災以前のピークであった2005年前後をも超えています。
また新築一戸建て分譲の契約平均価格をみると
2013年前半までは4500万円以下で低迷していましたが2014年11月・12月には5000万円を超えて価格面でも復活してきました。
2014年前半にいったん下げましたが4月には再び5000万円を超えました。その後は消費低迷によりやや価格を下げましたが10月には4895万円に戻しています。契約戸数も月10戸を超えているので、この先は5000万円を目指すものと思えます。
東日本大震災前の5500万円前後にはまだ届いていませんが、着実に回復してきていると言えます。ただ消費低迷により全国的には契約価格の低迷がおきていることが足を引っ張っています。