投稿日:2014年12月1日
新築一戸建て分譲の11月の販売戸数が6万8300戸で前月より+4578戸増えて今年5月に次ぐ多さとなりました。
新築一戸建て分譲の全国の販売戸数の推移をみると
11月は6万8300戸で10月よりも+4578戸増えました。前年同月が5万5321戸ですから+1万2979戸(+23%)と大きく増えています。5月には7万戸を超えていますので、それよりは少ないですが減少傾向にあったのが増えてしまいました。
3年前の平成23年11月には3万8868戸という水準でした。それが平成24年4月に5万戸台にのせて平成24年11月には5万8917戸と一年間で約2万戸と大きく増えました。東日本大震災からの回復期で多くの開発がなされたことと、超低金利による買いやすさがあったためです。
そして平成25年に入るとアベノミクスによる景気回復と金利先高観や価格先高感が加わり契約が好調になり販売在庫は減り5万戸を切りました。ただ平成25年11月になると5万5321戸になり増えました。消費増税駆け込み需要目当ての新規販売が多かったためです。ただ駆け込み需要が一段落してしまい翌12月は約6万戸までに増えました。
そして消費増税前夜の平成26年3月は6万4830戸と多くなっていました。それが消費増税となり駆け込み需要の反動減となってしまったのだが、新規販売戸数は減らないために5月には7万545戸と7万戸を超えました。
その傾向が続き11月は6万8300戸と7万戸弱の在庫戸数となっています。