投稿日:2014年10月13日
新築一戸建ての販売で完成物件が増えていますが、その価格が2000万円以下に値下げするものが多くなりました。今週の販売では関東で1980万円以下の物件は2434戸ありました。
一番多いのが千葉県で680戸あります。市別では白井市が6物件あり30戸以上と一番多いです。白井市根の24棟分譲が1680万円からと安いです。西白井駅徒歩13分と近いのですが北総線が人気が薄いのが難点です。また郊外大型分譲としては建物が91㎡では小さいといえます。次いで白井市富士の18棟分譲も1680万円からですが建物が92㎡と小さいです。また野田線の清水公園駅前の53棟大型開発も1990万円からと安いです。土地150㎡で建物98㎡と大きいのですが野田線の人気の薄さから4月に完成しているのですが販売戸数は37戸と多くなっています。人気の柏駅でも1980万円が出ています。バス便になりますが柏市大津ヶ丘などで7棟分譲が1880万円から出ています。立地はまずまずなのですが建物が92㎡と小さいのが難点です。
次いで多いのは埼玉県で582戸あります。市別では川口市が10物件で20戸以上で一番多くなっています。川口市石神の83棟分譲が完成して1年近く過ぎているために最低価格が1940万円と安くなっています。東川口駅・バス便であることと建物が82㎡と小さいのが難点です。また安行原の10棟分譲も1780万円からと安くなっています。戸塚安行駅バス便と不便ですが土地は110㎡あり建物も95㎡と大きいので立地の悪さを我慢できればお買い得といえます。このように川口市の1980万円以下物件はほとんどが南北線のバス便などでアドレスとしては「大字」がつくものとなっています。そのため敬遠されがちといえます。
三番目は栃木県で382戸あります。宇都宮市が一番多くて28物件で50戸を超えます。ほぼ全市に渡り物件がありますが、大型物件の多い宝木本町に9棟分譲があります。土地は213㎡あり建物は104㎡と大きくて日当たりが良いのですがバス便も無くて宇都宮駅徒歩72分と交通の便が悪いために1680万円からと安くなっています。
四番目は群馬県で360戸あります。大田市が22件で70戸超えと多くなっています。大田市は自動車工場の城下町で、すこし以前は好調だったのですが供給が増えすぎたてめに契約が低迷してしまったために1980万円以下が増えています。むしろ最安値は1480万円で1980万円というより1680万円市場に近くなっていて、関東最安値ともいえます。
そして最も少ないのは東京都で51戸でした。23区は無くなり、八王子4件や青梅市4件など全て市郡部となりました。最大は瑞穂町で12棟分譲が1980万円からで販売されています。JR八高線の箱根が関駅徒歩20分と徒歩圏ですが建物が89㎡と小さいのが難点です。やはり東京都の1980万円以下物件は建物が小さくて90㎡以下が多くて平均でも92㎡と小さくなっています。