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新築一戸建ての今週の販売は8月よりやや減った。ただ完成在庫は高水準。

投稿日:2014年9月22日

新築一戸建ての首都圏の今週の販売広告されたものは3万8139戸で販売平均は3551万円でした。完成在庫は2万7313戸で販売平均は3468万円となっています。

先月からは販売戸数で▼1448戸減っています。ここまでの新規販売戸数が2832戸ですから推計契約は4228戸できています。このままであれば9月としては新規販売が4000戸弱となり、契約は5500戸くらいと見込まれます。年間換算すれば6万6000戸になるので新築一戸建ての首都圏の基本需要である6万戸よりも+10%くらい多い契約であるといえます。

ただ在庫水準から言えば3万戸前後が適正水準であるために約8000戸・+26%は多い計算となります。それは完成在庫が2万7313戸もあり、この適正水準の1万5000戸を+1万2000戸・+82%も多いことが大きな要因です。消費増税駆け込み需要目当ての積極着工した分が残っているといえます。また、施工能力不足で施工が消費増税期限に間に合わなかったために販売も遅れてしまったということも含まれます。

そのため9月現在の新築一戸建ての完成在庫の販売平均価格は3468万円で全体平均の3558万円より▼90万円安くなってすます。これは前年同期でみても▼90万円安くなっています。さらにこ価格に相対値引きが入りますので実質は▼200万円近く下げているといえます。

この完成在庫は今年の年末に向けて解消に向かうと思われますので、契約戸数としては多くなると思われます。ただ新規販売の平均価格が3800万円を超えていますので、それらが首都圏の新築一戸建ての需要価格3450万円と大きな乖離があるために販売低迷して最終的に▼350万円値下げして、現在の完成在庫の販売平均と同じ3450万まで下げるものと思えます。

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