投稿日:2014年9月16日
新築一戸建ての人気ナンバーワンである横浜市の今週に販売されたのは3600戸で販売平均価格は4031万円でした。
販売戸数としてはまずまずですが完成在庫が2099戸もあり全体の58%と少し多くなっています。それは8月・9月の新規販売がわずか357戸しかなかったためです。それも5戸以上はわずか11件しかありませんでした。緑区が3件もあるなど横浜市内でも都心より遠い物件が多かったです。そのため販売平均価格は3698万円と安くなっています。新規販売価格全体が4136万円ですから400万円以上も安くなっています。逆に総戸数が2戸以下は108件と半分以上となっています。鶴見区とか港南区などが多くて、販売平均価格は4292万円とやや高くなっています。希望ヶ丘駅徒歩10分や菊名駅徒歩5分など人気ナンバーワンというより、少し妥協したがまずまずの人気のある立地となっています。
完成在庫は2099戸あり販売平均は3951万円でした。最安値は2290万円です。南区南太田1丁目で土地57㎡と小さいためです。2500万円以下は10件20戸ありますが土地の平均は71㎡と小さくなっています。また建物も平均で82㎡と小さいです。
その完成在庫で3600万円から3999万円とボリュームゾーンの価格は512戸あります。土地は平均で110㎡と大きいが建物は98㎡と少し小さいです。保土ヶ谷区の土地の平均が123㎡と大きくて、金沢区も118㎡と大きく、戸塚区も118㎡で青葉区に至っては137㎡と大きいためです。ただ港南区などは87㎡と小さくて、西区などは平均63㎡しかありません。さらに西区は建物の平均も87㎡と小さいです。どうしても西区で4000万円以内で買うためには土地は小さくて建物も小さくなければ買えないということです。ただ横浜市全体でみると自然豊かなエリアの方が多いので市全体の平均では土地が大きくなるといえます。まさして日当たりのいい郊外一戸建ての典型です。
それでいて駅徒歩の平均は13分と近いです。交通網・路線の多さと電車が「おしゃれ」なところが横浜市人気の一端ともいえます。