投稿日:2014年9月13日
新築一戸建ての首都圏の今週の販売広告は3万4611戸で販売平均価格は3537万円でした。完成物件は2万5745戸もあり販売全体の74%と多くなっています。特に東京都が7678戸もあります。
東京都の完成物件で多いのは足立区で694戸あります。次いで練馬区が562戸あります。販売平均価格が5110万円と上がってきています。そして八王子市が421戸あり東京都の新築一戸建ての販売が多い3市が完成物件も多くなっています。
次いで神奈川県が6293戸あります。一番多いのは横浜市で2854戸もあります。販売平均価格は3975万円ですからさほど下がっていないともいえます。次いで川崎市が1058戸あります。販売平均価格が4064万円ですのでやや高いといえます。
そして埼玉県が5653戸あります。販売平均価格は2986万円で3000万円を割っています。さいたま市が1332戸と多いです。次いで川口市が722戸となっていて、販売平均価格は3027万円と安くなっています。
四番目に千葉県ですが3499戸と埼玉県と大きく差があり少ないです。その中では千葉市が525戸あり一番多くなっています。次いで松戸市452戸で柏市は313戸と意外と柏市が少なくなっています。ただ柏市の販売平均価格は2603万円と安くなっていて、常磐線沿線の物件が少なくて野田線沿線が多くなっています。
このように完成物件が多いために新規販売が少なくなっています。首都圏全体で1392戸しかなくて、販売平均は3850万円と販売平均よりも313万円も高くなっています。
東京都の新規販売は481戸で販売平均価格は4472万円と高くなっています。特に一番多いのが板橋区で42戸・販売平均4520万円です。次いで杉並区が39戸・5906万円となっていて、販売が多い足立区・練馬区・八王子市の新規販売を抜いています。新規販売に関しては大きく激変しているといえます。