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木材価格は今年の最安値水準。新築一戸建ての販売価格の下落誘因となるか。

投稿日:2014年8月19日

  新築一戸建ての原価の多くを占める木材の価格が一段落しています。昨年末に急上昇して1万5000円を超えましたが、今年の2月以降は1万4000円弱で推移していて7月は1万3700円となり今年の最安値となっていて弱含みと言えます。新築一戸建ての原価材料費の高騰は一段落しています。

 農林水産省が発表している木材価格統計調査によると、木材の代表的品種の「すぎ中丸太」の価格は7月には㎥当たりで1万3700円で前年同月比+16%ですが、昨年12月に比べると▼10%下がっています。その価格推移をみると

 昨年の7月には1万1800円だったのが急上昇して昨年12月には1万5300円まで+3500円も上げました。円安が主要因ですが、消費増税による需給のひっ迫もありました。それにより新築一戸建ての販売価格の上昇を誘因したものです。

 それが今年の1月に下落に転じて2月には1万3900円と下げました。3月以降は1万4000円を挟む動きでしたが6月に1万3700円と今年最安値をつけて、7月も同じとなりました。円安が落ち着き円高傾向にある上に、消費増税の反動減により住宅着工が弱含んでいるためです。そのため今後は1万2000円を割る相場となることが考えられます。

 それと木材だけでなく、その他部資材も円安一服と需給の緩みにより価格上昇局面から下落傾向となっています。それで今後の新築一戸建ての部資材費用は下がる見込みとなります。それで販売価格が下がる見込みかというと、そう単純ではなくて、現在の販売価格は部資材の上昇をすべて織り込んだ訳ではなかったので、下げに転じても前年同月比では高いので販売価格に反映できるかどうかは微妙といえます。

 ただ需給の緩みが一番大きな要因として販売価格の下落を促す相場となる見込みです。その時に部資材の下落がそれを後押しする要因とはなります。

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