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新築一戸建て分譲の首都圏の今週の販売でみると完成在庫が増えている。

投稿日:2014年8月11日

新築一戸建ての首都圏の今週の販売広告は3万1183戸ありました。販売平均価格は3545万円でやや下がっています。台風の影響で販売現場はほとんど来場がなかったために、ネット反響のみの販売となりました。

そのため7月までの完成在庫1万7405戸はほとんどそのまま次週への販売となります。これに8月完成予定の4862戸が加わり、完成在庫は販売全体の71%もになるという大きなものとなってきました。

県別にみると一番多いのは東京都の6976戸になります。その東京都の中では足立区が669戸で最も多くなっています。足立区本木2丁目の48棟分譲が2月に完成しましたが、まだ32戸の販売となっています。足立区西伊興の58棟分譲も4月に完成しましたが15戸の販売となっています。さらに足立区東六月の214棟分譲も14戸の販売となるなど、足立区は大型分譲が多いために完成在庫の販売戸数が東京都で一番となっています。練馬区は510で足立区に近い戸数となっていますが、こちらの完成在庫の販売戸数の最大は11戸に過ぎず10戸以上はわずか4件と少ないです。逆に1戸販売が263件もあるなど多くなっています。多棟現場の残一戸が多くなっています。

県別で次いで多いのが神奈川県となっています。5449戸ありますが横浜市が2469戸と半分近くとなっています。鶴見区で262戸や緑区230戸や旭区215戸や青葉区218戸などで横浜市の西側が多くなっています。旭区などは販売平均が3823万円と前年8月の販売平均3722万円から+100万円も高くなってきたことが影響していると思われます。同じく戸塚区も前年8月は3582万円だったのが現在は3766万円で+184万円も上がっています。ただ人気の青葉区などは昨年8月の販売平均が5212万円であったのが、今週は5229万円でほとんど変わりません。5229万円だと必要年収が900万円以上必要になってくるために一般実需としては価格的に上限になってしまったといえます。そのために価格を上げられないといえます。

そして千葉県は3161戸で首都圏の中では一番少ないとなっていますが、販売中物件の総戸数は1万戸を越えているために潜在販売戸数は一番多いといえます。総区画100戸以上の物件が13件ありますが、現在の販売広告は143戸にすぎません。例えば印西市大塚の107戸分譲は「1期4次の15戸販売開始」なので潜在販売戸数は50以上あるといえます。また千葉市緑区あすみが丘の2320区画などは「先着申し込み受付中」で3戸販売となっていますが、こちらも潜在販売戸数は多いといえます。

そのため完成在庫としては東京都が多くなっています。これは消費増税駆け込み需要目当ての着工が残ってしまっているものです。ただ価格は上がり気味といえます。

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