投稿日:2014年8月4日
8月1日付の広告をみると、新築一戸建ての契約が低迷しているために値引きした物件が増えてきて、1980万円以下の物件数が関東全域で3014戸に増えました。
東京都の1980万円以下は48戸あります。青梅市が一番多くて8件15棟あります。特に今寺1丁目の15棟分譲が昨年11月に完成した分を1480万まで下げてきました。また大門1丁目の9棟分譲も1680万まで下げました。次に八王子が4件15棟あります。上壱分方町の13棟分譲が7月に完成したために1880万円に下げました。この八王子と青梅市がほとんどで23区内で新築一戸建て分譲の1980万円物件はありませんでした。
神奈川県の1980万円以下物件は181戸あります。横浜市は南区堀の内町の1件のみです。土地48㎡・建物57㎡と小さいため1980万円と安くなっています。川崎市はゼロで相模原市が6件22戸と多いです。緑区中野の16棟分譲が3月以降に続々と完成しているために安くなっています。また中央区田名の23棟分譲も2月以降に完成しているために安くなっています。その他では、秦野市で17戸、愛川町で20戸など比較的に都心より遠いエリアが多くなっています。
埼玉県は645戸あります。さいたま市は岩槻区と見沼区で15戸あります。最も多いのが加須市で51戸あります。南篠崎の19棟分譲が6月に完成したために1980万円以下になりました。また毛呂山町目白台は総区画数が200以上あり、まだ販売区画が多く残っているため1390万円と格安となっています。また川越市も43戸あります。大きいのでは下老袋で38戸分譲が昨年に完成したために1990万円と安くなっています。
千葉県では836戸と多くなっています。千葉市で102戸と多いです。若葉区若松町の31棟分譲が昨年末完成で1980万円以下となっていたり、千城台東の44棟分譲は1580万円からと安いです。また野田市101戸、白井市117戸など100戸超えの市が多くあります。野田市では清水公園駅徒歩8分の53棟分譲が1990万円からとなっていて安いです。柏市も71戸あります。高田の36棟分譲が5月に完成し始めたので1980万円と安くなりました。
このように現在は16号の外側以遠で大型分譲で完成した物件が中心となって1980万円のものが再び出てきました。これらは土地が広くて日当たりが良いので、少々通勤は不便になりますが、家族にとっては明るい暮らしが送れる住宅である場合が多いです。