投稿日:2014年7月22日
今週の新築一戸建ての首都圏の販売平均価格は3658万円となり前月よりもやや上げています。埼玉県が3031万円で、千葉県が2900万円で、東京都が4368万円で、神奈川県が3714万円と東京都の上げが目立ちます。
その中でも東京23区の販売平均が4902万円と上がりました。さらに都心10区に限れば6014万円と6000万円超えとなりました。さらに三鷹市なども5255万円と高くなっていて、吉祥寺駅徒歩20分以内は平均7558万円と高くなっています。都心集中と共に人気地・ブランド地の高騰が目立っています。ただ足立区は3444万円で低迷していたり、青梅市が平均2675万円で西多摩郡は平均2610万円などと郊外は低迷しています。
その点で千葉県では八千代市が平均2752万円と安く、鎌ヶ谷市が2511万円などと16号線の外側が安くなっています。また印旛郡などは平均1976万円で首都圏郊外では最安値圏となっています。
逆に郊外で高くなっているのはやはり横浜市です。横浜市全体で平均4050万円で、人気の青葉区は5190万円にもなっています。その中でも人気の青葉台駅の徒歩20分以内は5544万円と高くなっています。
埼玉県ではさいたま市の平均価格が3382万円ですが、京浜東北沿線の駅徒歩20分以内は4829万円と高くなっています。埼玉県の最高値商圏と言えます。ただ東武野田線沿線は平均2602万円と大きく沿線で差がついています。倍近い差となっていてただ単に通勤時間の差を超えた人気の差といえます。同じく川口市でも京浜東北線沿線は平均3861万円であるのが、埼玉高速鉄道沿線は2849万円と約1000万円の差があります。都心までの乗車時間はさほど変わらないのにこのように大きな差がついています。
人気によって価格に大きく差がついている市場となっています。