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新築一戸建て分譲の6月の市場動向

投稿日:2014年7月21日

新築一戸建て分譲全体の現在の市場動向は

①建築原価と土地価格が5%以上上昇している。

②そのため新規販売平均価格が4%上昇している。

③しかし契約価格は▼2%。

④家賃が下がっていて需要価格が下がっているため。

⑤販売在庫は需要より+65%多い。

⑥ただ契約戸数は需要より+24%多い。

つまり価格面では原価上昇による販売価格の上昇があるのだが、家賃の下落により需要価格が上がらずに契約価格は上がっていない、ということです。そのため完成すると値引きとなる物件が多いです。

戸数面では販売戸数が多いために契約戸数も増えています。供給の多さが潜在需要を掘り起こしていて「先食い」をまだしているとも言えます。ただ、郊外などはマンション販売が減っているためにマンション需要を吸収しているところもあります。

つまり今売れているのは、比較的に大きめで間取りの使い勝手が良くて、日当たりが良いので、昨年よりも少し高いが魅力のある物件です。逆に売れていないのが、昨年よりも価格が上がって土地が小さくなり、建物が小さくなった、間取りがイマイチな物件です。

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