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新築一戸建ての首都圏の7月の新規販売平均価格は4131万円と高い。

投稿日:2014年7月19日

新築一戸建ての首都圏の7月の新規販売は平均価格が4131万円と4000万円超えと高くなっています。

東京都の新規販売平均価格が4716万円と上げています。特に練馬区が平均価格5395万円と上げているのと、文京区が7630万円と23区の西北側が上げています。都内では標高が高くて比較的に地盤が強くて震災被害が小さいと見込まれているためです。その逆に湾岸方面では墨田区が3480万円と下げていて、台東区も3780万円と下げています。ただオープンハウスなどの新規販売が多くて、土地が50㎡以下で建物80㎡以下の狭小3階建てばかりとなっているために4000万円以下となっているのです。価格が優先されて日当たりや間取りの使い良さが犠牲になっているといえます。

神奈川県も新規の販売平均価格が3924万円と上げています。特に横浜市が4039万円で4000万円超えとなっています。特に青葉区は5117万円と5000万円を超えています。土地が119㎡で建物94㎡ですから、日当たりは良い物件が多くと考えられます。ただ建物が94㎡だと居室が少し小さくなりリビングも13帖以下と少し小さくなります。

埼玉県は新規の販売平均価格が3296万円とジリジリと上げています。特に川口市が3590万円と上げています。京浜東北線沿線の物件が多いためです。その平均価格が3994万円であるために川口市の平均が上がっています。埼玉高速鉄道沿線の既存販売中物件が多くあるために、新規販売が少なっているのです。

しかし千葉県の新規物件の販売平均価格は2983万円とあまり上がっていません。船橋市の新規販売が一番多かったのですが、その平均価格が2872万円と安いためです。新京成線沿線の新規販売が多くて、その平均価格が2120万円と安いためです。既存販売在庫が多いために新規販売も安くなっています。ただ千葉市は販売平均価格が3130万円と上がっています。総武本線近辺の物件が増えていることもあります。同じく柏市も販売平均が3199万円と少し上がっています。野田線沿線が販売平均3005万円と3000万円超えしたのと、中心の常磐線・柏駅周辺が物件は少ないのですが平均で4954万円と5000万円近くと上がっています。つまりJRの主要駅周辺は上がっていますが、私鉄の支線は既存物件の販売残戸数が多いために価格を下げているのです。

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