投稿日:2014年5月29日
aene編集部が独自に幸せを測るものさし「HQ(ハッピークオリティ)」を調査・設計して、「主婦が幸せに暮らせる街」ランキングを発表しました。
そのTOP20は
一位は神奈川県・藤沢市になりました。首都圏で東京都心まで通勤範囲でありながら、湘南に続くおしゃれな海と箱根からの山という豊かな自然があふれています。行政も子育てを支援するなど「暮らし」と「家族」の幸せ度高い市となっています。
2位には東京都の稲城市が入りました。よみうりランドのある多摩丘陵と多摩川の間にある東京の郊外住宅地の代表ともいえる市です。自然豊かでありながら、ちょっと足をのばすと吉祥寺や二子玉川や立川のIKEAなども生活圏であるので「モノ・買い物」の幸せ度が高くなっています。やはりおしゃれな買い物ができることがママたちのハッピーの素でしょう。
続いて4位に三鷹市が入りました。これは都会性と自然が見事に調和した街で、東京を代表する住宅地です。「ジブリの森」など子供の夢を育てるものがあるなど、官民上げての子育て環境に熱心な市といえます。またリーバースモーゲージの発祥の地であるなど、高齢者にも配慮した、全世帯が住みやすい街でもあります。
そして意外にも守谷市が北関東でトップのランクインとなりました。評価されたのは商業モールの行きやすさで、休日には夫婦・家族で仲良く出かけることに幸せを感じているママが多いようです。郊外の商業は駐車車場が大きいために、ストレス無く安心していけるのが良いようです。
しかし家族の住宅地として人気ナンバーワンの横浜市が39位と20位ランク外となっています。郊外部は自然か豊かで商業も良いのですが、中心部は混み合っていて「遊びに行く」のには良い街ですが、住むとなるとストレスが多いとも言えます。その辺が得点を下げました。
そして東京23区も35位と20位ランク外となっています。江戸川区などは子育て環境が良いと言われていますが23区全体となると、防犯が不安だったり、自然が少なかったり、家族で行ける商業が遠いなどあるためです。産業は充実していて収入などは高いのですが、家族の幸せという点が少しスポイルされていると言えます。大都会での子育て主婦の心理的孤立感がマイナスとなっています。
その家族の幸せという点において、4位の松山市などは高く評価されています。四国で最大の人口であるために、商業も発達していて住みやすいといえます。「坊ちゃん」で有名なように歴史文化も薫る街で、ちょっと足をのばせば本格的な自然は豊富にあるという家族が住むには良い市であるのは確かでしょう。
同じく四国から9位に新居浜市が入りました。やはり四国は産業がそろえば家族が住みやすいところであるのでしょう。