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新築一戸建ての新規販売価格が上がっている。蕨駅徒歩圏は13%の上昇。

投稿日:2014年4月19日

新築一戸建ての価格が上昇しています。ただ、総額が上がってしまうと買える人が少なくなってしまうために、より郊外での販売を増やすとか、その地域の中での立地が劣る場所での販売を増やすとか、土地そのものを小さくするなどの工夫で、総額は抑えようとしています。

その価格動向について同じ条件でみるとわかりやすので、代表的な東京郊外の戸建て密集地である蕨駅徒歩15分以内の販売動向で比較してみます。

・平成25年3月の新規販売価格 3677万円(26戸)

・平成26年3月の新規販売物件 4206万円(25戸)

まず価格として+530万円・+13%と大きく上がりました。

そして中心販売価格帯をみると

・平成25年3月 3380万円から3880万円が20戸で全体の77%

・平成26年3月 3980万円から4680万円が19戸で全体の76%

となっていて、中心相場が下の価格で+600万円、上の価格で+800万円上がりました。

アベノミクスによるコスト上昇が素直に跳ね返った相場と言えます。大まかな計算で、土地が坪単価15万円上がり、建物が坪単価で5万円上がったことになります。

問題は「家賃並みの住宅ローン」が一般住宅購入の基本ですが、蕨駅徒歩10分くらいでは平均家賃が6万円くらいなために、住宅ローン設定可能額は3000万円強しかなくて、頭金が少ないと3480万円くらいの物件が購入限界という市場です。昨年までは、3380万から3880万円相場であったためになんとか普通の人でも買えたのですが、それが現在は3980万円から4680万円の相場になつてしまったために、家賃6万円の人は到底買えず、月10万円くらいの家賃の人が対象となってしまいます。ところが10万円の家賃は蕨駅周辺では5%以下しかありません。6万円前後が46%と全体の半分をしめているので、蕨駅周辺の人はほとんどの人が新築一戸建てを買えなくなってしまっているということです。

そのために購入をあきらめて、賃貸のままという人が多くなっています。それで蕨駅周辺の賃貸は入居率が高くなつてきています。

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