投稿日:2014年4月14日
4月に入り消費税が8%になりました。その消費増税駆け込みが終了した後の新築一戸建ての新規販売として今週の売り出しを集計すると、新規販売戸数として首都圏(一都三県)で1900戸で販売平均価格は3778万円となりました。昨年4月の新規販売戸数は6319戸なので一週平均とすると1600戸ですので、19%くらい多い戸数となりました。駆け込み需要目当ての販売が終了しても新規販売良くは強いものがあります。価格は昨年4月が3625万なので+156万円・+4.2%上がりました。やはりコスト増加で価格は上昇傾向にあると言えます。
その新規販売で行政別にみると多かったのは横浜市です。75戸あり平均価格は3682万円でした。平均の土地が82㎡と小さくなっているために価格が3682万円と安くなっています。特徴的な物件として、「こどもの国」駅徒歩15分で4180万円というものがあります。青葉区という人気のエリアであり、自然あふれる閑静な街並みです。「こどもの国駅」なので田園都市線から乗り換えがありますが、少々の我慢で4180万円で買えるのはお買い得といえます。
次に多かったのがさいたま市で50戸あり平均価格は3498万円となりました。見沼区で東武野田線七里駅徒歩13分で1980万円という物件があるなどで販売平均価格は安くなりっています。また、浦和区本太2丁目でも4880万円と格安な物件が出ています。ただこれは土地が62㎡と小さいためです。それでも浦和駅徒歩11分ですから立地は良いと言えます。
そして東京都内でみると足立区が39戸で販売平均価格3424万円となりました。2980万円が一件あるだけで3480万円から3680万円がほとんどとなっていて、少し価格が上がっているようです。
その都内で面白い物件は、渋谷区本町の4980万円です。ここは渋谷区ですが新宿高層ビル群が良く見える町で新宿の下町のような雰囲気です。土地が47㎡と小さいために安いですが、新宿駅からわずか2分の京王線初台駅徒歩9分という交通利便性は都内でもトップクラスの利便性と言えます。建物が74㎡と小さいので大家族には不向きですが、新宿勤務のDINKSなどならお買い得物件といえるでしょう。