投稿日:2014年4月11日
中古戸建ての首都圏の販売平均価格が3571万円となり前月比で▼25万円下がり、前年4月からすると▼325万円下がりました。新築一戸建ての販売価格が上昇傾向にあるのに比べて反対となっています。これは郊外物件の契約が悪いために価格値下げが行われているためです。
販売価格の下落が続いているために、契約価格も3282万円と前年5月の高値3697万円から▼315万円も下がっています。
首都圏の販売中戸数が前年4月には1万6367戸であったのが3月には2万2486戸と+6119戸・+37%も増えたためです。そのために昨年4月には販売から契約まで平均で4.2ケ月で売れたのが2月には5.6ケ月まで伸びてしまっています。そのために値引きが発生しているのです。
ただ、この先は新築一戸建ての販売戸数が減っていき、販売価格の上昇が見込まれるために、中戸戸建ての割安さが受けて契約が増えていき、価格の下落が止まるものと思えます。