投稿日:2014年3月6日
SUUMOが「住みたい街ランキング」アンケートの2014年版を発表しました。そのファミリー層の回答したものをみてみると本当に住みたい街の姿が見えてきます。
一位はやはり世田谷区となっています。日本を代表する住宅街といえて人気は不動です。得点は312点で2位鎌倉の188点を大きく引き離してダントツ人気といえます。
その二位に鎌倉市が入りました。歴史と文化の薫りだよう「文士の町」でありながら自然豊かでおしゃれであるところが「鎌倉マダム」に受けています。また湘南の海が津波予測で人気が落ちたのですが回復しつつあります。
三位に武蔵野市が入りました。こちらの東京の住宅地の代表といえます。都心に近くて交通便利であり、自然も残っていて、最近話題の地盤も強く防災点でも人気となっています。こちらも「武蔵野夫人」といわれることもあり、人気の町はなんらかの愛称があるといえます。
そして新築一戸建て分譲販売戸数ナンバーワンの横浜市からは8位に青葉区と9位に港北区が入りました。この2つが人気の横浜の中でも人気が高い区といえます。これは東急田園都市線と東京東横線という人気路線の町ともいえます。
東京・神奈川以外の埼玉県からは15位にさいたま市浦和区が入りました。首都圏ナンバーワンの公立教育のレベルの高さで有名なところです。
同じく千葉県からは市川市が29位に入りました。こちらも教育レベルが高いといわれているのですが、震災の影響で29位という低い位置に甘んじています。同じく浦安市も23位と少しもどしましたが震災以前とは比較になりません。また震災以前には高い順位だった柏市などがランク外に消えていて、千葉県の人気の凋落が表れています。
その地震による液状化や津波の予測で順位を下げているのが東京都では江東区が20位と低く、葛飾区と足立区はランク外となっています。この東京の城東と呼ばれる足立区・葛飾区・荒川区・台東区・北区などの人気が落ちていてランク外となっています。
それに対して練馬区などは震災以前は低かったのですが10位にランクインしています。東京23区においては比較的に防災的に有利でありながら東横線直結などで交通の便も良くなり人気が高まっています。
この30位までの分類してみると、「東京23区人気」が14区、「横浜人気」が6区、「湘南・海リゾート人気」が4市、「教育人気」が2市となっています。