投稿日:2014年2月27日
主要建設資材価格動向調査の2月1日現在の結果が国土交通省より発表となりました。セメントや骨材や木材(合板)が上がる一方で、アスファルト合材やH形鋼や石油などが下がり全面的な上昇は一服感が出ています。
主要建設資材の価格動向は
・セメント 3.25(前月比+0.01)
・骨材(砂) 3.30(前月比+0.04)
・アスファルト合材 3.43(前月比▼0.02)
・木材(製材) 3.52(前月比▼0.01)
・木材(合板) 3.52(前月比+0.07)
・H形鋼 3.70(前月比▼0.13)
・石油 3.42(前月比▼0.16)
前月より価格が上昇したのは、木材(合板)が前月比+0.07と上がりました。またセメントや骨材なども上がりましたが、いずれも数値としては3.5以下でいままであまり上がっていないものが前月比で上げています。
ところが前月比で下げたのが石油▼0.16やH形鋼▼0.13などですが、3.5を超えているものが多くてすでにかなり上げてきているものが一服感を出していると言えます。
また新築一戸建てで多く使われる木材(製材)と木材(合板)はいずれも3.52となり上げ基調が一服したと言えます。消費増税駆け込み着工がピークを過ぎたためです。また、消費増税駆け込み着工分の工事が木材を使う段階はすぎて、外壁もできていて内装に入っているものがおおいために構造材となる木材の需要に一服感があるためです。