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2月22日現在の首都圏の新築一戸建て分譲の販売広告戸数は4万115戸。

投稿日:2014年2月24日

新築一戸建ての首都圏の先週末の販売広告された戸数は4万115戸で1月末の3万1403戸から+8712戸も増えています。特に、消費増税駆け込みとなる完成済み販売物件は1万9120戸あり、3月末までの完成予定戸数は1万1406戸なので、足すと3万526戸となります。ただ、この戸数は1月末とあまり変わりがなくて、4月以降の完成予定の販売戸数が8000戸を超えまして、これらが販売戸数を増やしました。

2月22日現在の首都圏の新築一戸建ての販売広告された戸数は4万115戸で販売平均価格は3603万でした。戸数が大幅に増えて、価格は1月末に下がりましたが、普通に戻ったと言えます。

一番販売戸数が多いのが東京都で1万2705戸ありました。販売平均価格は4893万と100万円位上がりました。特に都心10区は販売平均価格が6182万と6000万円を超えています。ただ販売戸数は1808戸少ないです。東京都で一番多いのが足立区で販売戸数が1137戸となっています。販売平均価格が3389万円と都心ターミナル駅への近さの割には安いと言えます。

次いで神奈川県の販売戸数が1万511戸となっています。その中で、横浜市が4250戸と圧倒的に多いです。販売平均は4051万円と4000万円台復活となっています。二番目は川崎市が通常なのですが相模原市が1193戸で川崎市の1186戸を超えて二番目に踊りでました。販売平均価格3150万円という安さが魅力となっています。川崎市の販売平均価格が4125万円と高くなったことも影響しています。

そして埼玉県が8652戸で順当に三番目となりました。さいたま市が販売戸数1856戸と首都圏では横浜市に次ぐ多さとなっていて、販売平均価格は3502万円と横浜市よりは割安となっています。ただ、より東京に近い川口市は販売平均3140万円とさいたま市より安くなっています。さいたま高速鉄道駅徒歩20分以上などが販売平均で2593万と安くなっているためです。

四番目の千葉県は販売戸数5462戸で依然として埼玉県の戸数の4割以上少なくなっています。人口比からすると少ないと言えます。埼玉県の人口722万に対して千葉県の人口619万人ですので▼15%なのですが、販売戸数では▼37%と大きく少なくなつています。人気の回復がまだ途上であるといえます。特徴的な市をみると、浦安市の販売中戸数はわずか5戸で平均価格は4482万円と以前より500万以上安くなっています。また、一番人気だった柏市も販売戸数126戸と少なく、販売平均価格は2548万円と以前より400万円以上安くなっています。

消費増税駆け込みには3月末の引渡しが条件となりますので、住宅ローンの手続きや登記を考えると、来週が契約期限ぎりぎりと言えます。現在の完成在庫2万戸の販売は今週末が山場となります。

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