投稿日:2014年2月10日
内閣府が街角感覚で景気を判断する「景気ウォッチャー」の1月分が発表されました。「景気の現状判断DI」は54.7で前月比▼1.0下がりました。ただまだ50を超えていて源氏用の景気は良いという判断となりました。しかし、景気の先行きを聞いている「景気の先行き判断DI」は49.0で前月比▼5.7と大きく下げて、先行きの景気は厳しい見込みとなりました。
「景気の先行き判断DI」における内訳項目をみると全項目で前月比マイナスとなっていますが、特に下げたのが゛「小売関連」で前月比▼9.5も下げて47.0となり前月までは56.5と50を超えて景気はよかったのですが、一転して景気が悪いという判断となりました。消費増税駆け込みがおきていて、消費増税後の減少が見込まれているためです。また、「飲食関連」は39.2となり50を大きく割り、最も景気が悪いという判断となっています。
その中で住宅関連をみると
景気の先行き判断DIの住宅関連は2013年1月には59.0と景気が良いという判断でした。それが4月には64.2まで伸びて、アベノミクスの景気回復に超低金利が加わり、ちらに消費増税駆け込みが加わり高い数字となりました。この4月がピークでした。
その後は下げていき8月に50を割り景気が悪くなり、9月には45.1まで落ち込みました。それが10月には49.7まで回復しましたが、11月以降は毎月減少していき、2014年1月には45.7まで下げました。9月の45.1は割っていないのですが、先行きの見通しは悪いという判断になっています。消費増税の駆け込みなどで山が高かっただけに谷も深そう模様です。