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新築一戸建て分譲の12月の契約価格は前月より下がったが、立地での工夫がみられる。

投稿日:2014年2月8日

新築一戸建て分譲の平成25年12月の契約平均価格は3246万円で前月比▼8万円下げましたが前年同月比では+69万円上げています。価格上昇傾向にあるのですが、上がりきれていない状態です。

平成24年12月の契約平均価格は3177万円でそこから上昇傾向にあるのですが、平成25年5月に3283万まで上げてから3ケ月連続下降し、9月に再び3289万円に上げましたが3ケ月連続で下げるなど、上がりきれていない状態です。

部資材費や労務費や土地代の上昇があり販売価格は上昇傾向にあるのですが、所定内給与の低迷などにより住宅ローンを組める額が増えないために契約価格は上がりきれていません。

新規販売価格を上げては、その後3ケ月に渡り、値引きなどにより価格が下がるという動向を平成25年4月以降に続けています。

その内容をみてみるために、契約戸数が近くて契約価格が3185万円の平成25年2月と12月を比較してみます。

まず2300万円以下の契約戸数が減っていて、特に1499万円以下は▼48%減少と半減しています。これは価格上昇により販売戸数が減ったためです。

そして増えたのは3200万から3299万円が+36%増えました。あと+20%以上増えたのは、2500万から2799万円が+21%で、3300万円から3499万円が+26%で、4000万円から4299万円が+21%増えています。また戸数では2500万から2799万円が2045戸で最大となり、次いで3000万から3299万円が1573戸で多くなっています。

その最多契約戸数の2500万から2799万円の行政別戸数をみると、25年12月ではさいたま市が170戸で一番となり2月の契約戸数79戸から+91戸増えています。特に見沼区や緑区の契約戸数が増えています。これは2780万円以下という家賃並みの住宅ローンで買えて、人気のさいたま市で選ぶと見沼区になったということです。

次に川口市が契約戸数166戸で2月の26戸からなんと+100戸も増えています。安行近辺が大きく増えています。ほとんどが埼玉高速鉄道の駅徒歩30分以内の立地で、なんとか駅までいければ、直ぐに都内に行ける利点があります。

この一番・二番共に埼玉県県南となっていて、2780万市場は埼玉県ということになります。そのため12月の契約戸数を県別にみると埼玉県が一番となり、例月の一番の東京都が少なくなっていて。市別の一番の横浜市もさいたま市に戸数で逆転されています。

このように12月の契約は価格が上がりきれていないのですが、原価は上昇しているために、より土地が安くて、さいたま市のように人気の市のより安い立地であったり、埼玉高速鉄道のようにやや人気は薄いですが都心直結の利便性がある立地など工夫して販売価格を上げないでいるといえます。

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