投稿日:2014年2月7日
内閣府が景気動向指数の2013年12月を発表しましたが、CI一致指数は111.7となり前月より+1.0伸びて、前年同月より+9.0ポイント上がり景気は拡大していると言えます。
景気動向指数のCI指数の一致指数の2013年12月は111.7で前年同月の102.7から+9.0ポイント増えました。ここ一年はずっと上昇し続けていて景気が拡大していることが見て取れます。
12月の伸びに一番貢献したのは「中小企業(製造業)出荷指数」が前月より+3.3%と大きく伸びました。次いで「鉱工業生産財出荷指数」が前月より+1.4%伸びました。そして「生産指数(鉱工業)」が前月から+1.1%伸びました。このように製造業や鉱工業の生産の伸びが景気動向を押し上げています。
ただ「耐久消費財出荷指数」は前月比▼1.8%下がり、商業販売額(小売業)も▼1.5%下がり、一般消費に関する指数は低調です。
今回の景気拡大の特徴である、製造業など企業の業績拡大があるのですが、一般消費は低迷するという構図がそのまま出ています。