投稿日:2014年1月29日
住宅情報ポータルサイトの大手であるHomesが2013年一年間の賃貸物件への問い合わせが多かった駅のランキングを発表しました。一位は池袋で昨年に続いての一位でした。二位が荻窪で、昨年二位だった川崎から挽回しました。ただ、いろいろなアンケートで人気ナンバーワンの吉祥寺は7位にとどまり、賃貸物件問い合わせという性格上で、高い家賃のところは選びたくても選べないというようなものも影響しています。
その2013年のベスト30の駅は
一位は昨年に続いて池袋となり不動の人気となっています。メガターミナル駅で交通至便でありながら比較的に安い家賃もあるという魅力です。
二位に荻窪が入りました。昨年の4位から上げてきました。中央線人気があり、駅前はにぎやかですが、駅前を過ぎると閑静な住宅地となり落ち着いた環境であることが評価されています。
そして三位に大宮駅が昨年の15位から大きくランクアッブしてきました。北関東の玄関口の駅で交通至便であることに加えて、駅西口に多くの物件が竣工したため、物件数の多さということもあります。
7位が吉祥寺となっていますが、普通の「住んでみたい街」アンケートでは一位が多いのですが、賃貸で住むとなると、山手線の外の割には家賃が高いというものが影響して7位にとどまっています。
ベスト20以内では武蔵小杉が12位で昨年21位からランクアップして、14位の大井町も昨年25位から上がり、16位の下北沢、18位の中目黒など大きくアップしました。これらは、新築物件の多さなどが強く影響しています。
逆に昨年ヘスト10内から20位に落ちたのが高田馬場です。これは昨年に人気があった物件が出たためで、ある意味では2013年は順当な位置に戻ったといえます。その意味では、宇都宮駅は2012年9位から2013年は17位、東中野も13位から29位と前年に高すぎた駅が戻ったものが順位を下げた主な理由となっています。
また浦安が2012年30位以下から28位に復活したり、北千住が2012年30位以下から21位に復活するなど、震災の影響で下げたものが復活してものもありました。
全般に言えるのは、交通利便性と家賃の安さが見直された感が強いのが2013年のランキングとなっています。