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アンケートの結果、家計が厳しいが過半数を超えていて、消費増税後は節約行動をとるとなっている。

投稿日:2014年1月16日

損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険はサラリーマン世帯の主婦に「2013年冬のボーナスと家計の実態」をアンケート調査した結果、ボーナスの手取り額の平均は66.8万円で前年の62.1万円より+7.5%増えました。その使い道としては「貯蓄」が76%となっています。ただ「家計が厳しい」のは53%と過半数を超えています。そのため消費増税の影響は9割を超えていて、増税後は「節約」行動をとるとしています。

■2013年冬のボーナスの手取り額は

・平均で66.8万円 (前年が62.1万なので+7.5%)

■使い道は

①預貯金などの貯蓄 76.2% (前年は69.0%なので+7.2%増えた)

②生活費の補填 37.4% (前年が42.4%なので▼5%減った)

③ローンの支払い 28.2%  (前年が29.8%なので▼1.6%減った)

例年の回答結果と大きく変わりはないのですが、貯蓄の率が高くなりました。ローンの支払いや生活費の補填しなくなった家庭が、それを支出にあてることはなく貯蓄に回しています。

■家計の現状

・「楽である」47%  (前年が44.6%なので+2.4%増えた)

・「厳しい」53% (前年が55.4%なので▼2.4%減った)

家計の現状は「楽である」の回答が+2.4%増えました。ただ「厳しい」が依然として過半数を占めています。

■消費税増税が家計に与える影響は

・影響は無いと思う 11.8%

・影響がある 49.2%

・大いに影響がある 39.0%

なんと9割近い家庭が消費増税の影響があると答えています。

■消費増税に対してどのような対応をしようと思っているか?

 

回答率の高いものには、「できるだけ安く購入する努力をする」50.4%とか、「買い物は必要最小限なものにとどめる」50.2%、「贅沢品の購入を控える」39.2%など、「節約志向」が表れています。「特に何もするつもりはない」が11.6%なので、9割の人が制約行動をとるといっています。

■消費増税前に駆け込みで買っておきたいと思うもの

①日用品 11.6%・見込み額 1.8万円

②パソコン 7.4%・見込み額 9.4万円

③自動車 6.8%・見込み額 210万円

参考 住宅 1.0%・見込み額 1140万円

消費増税の駆け込みは、一番は単価の低い日用品となりました。単価の高いものでは自動車が3番目に入りました。ただ住宅は1.0%と回答率が低くて18番目となっています。

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