投稿日:2014年1月3日
消費増税が今年4月からとなりましたが、その前に必ず購入したいものをリクルートが11月にアンケートした結果、「所有している土地に注文住宅を建てる」が9月の結果20.3%より減りましたが15.7%と一番高くなりました。そして「新築一戸建て分譲の購入」が9月の5.2%から11.7%に増えました。注文住宅が消費増税前に引き渡しことが難しくなってきたので、引き渡しが間に合う新築一戸建て分譲の購入に興味が移ったことが読み取れます。
■増税前に必ず購入したいもの。
①所有している土地に注文住宅 15.7%(9月は20.3%)
②現在の持家を建て替え 12.2%(9月は12.2%)
③新築一戸建て分譲の購入 11.7%(9月は5.2%)
④土地を購入して注文住宅 10.8%(9月は11.5%)
⑤現在の持家をリフォーム 10.0%(9月は14.7%)
■増税前に「必ず+なるべく」購入したいを合計したもの。
①新築一戸建て分譲の購入 62.8%(9月は60.2%)
②中古マンション購入してリフォーム 62.3%(9月は58.1%)
③土地を購入して注文住宅 61.0%(9月は57.3%)
④所有している土地に注文住宅 60.8%(9月は56.5%)
⑤リフォーム済の中古住宅を購入 60.3%(9月は67.9%)
消費増税前に引き渡し可能な、「新築一戸建て分譲」が一番となり、次に「中古マンション」が高い率となりました。ただ「リフォーム済の中古住宅」が5番目に入りましたが9月の67.9%よりは下がりました。これは中古住宅が消費税非課税であることの認知が24.8%と低いためです。また新築一戸建て分譲の引き渡しが間に合うのと、耐震性など新築の性能の良さがあるためです。