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アメリカの住宅着工の2013年11月は100万戸超え。10月に次いで2ケ月連続。

投稿日:2013年12月19日

アメリカの住宅着工の11月は100.7万戸で先月に続いて100万戸を超えました。前年同月比では+7.4万戸増えましたが、前月比では▼2.7万戸減りました。

昨年来90万戸台で推移していましたが2013年4月に100.5万戸と100万戸台を復活しました。ただ次月の5月には再び100万戸を割り9月まで90万戸台で推移しました。そしてようやく10月に103.4万戸と100万戸を回復して、11月も連続で100万戸超えとなりました。

南部の伸びは大きかったのですが、それ以外のすべてのエリアで前月から減っています。

南部は63.6万戸と前月54.8万戸から+16%も増えて、前年同月比で+30%も増えて、昨年来の40万戸台から大きく増えました。シェールガス革命がたくさんの小さな町を発展させて職を生み出し、住宅着工を増やしています。

ただその他地域はすべてが前月比マイナストなりました。特に中西部は12.5万戸で前月比▼22%で前年同月比▼24%と大きく減り、ここ1年での最低戸数となりました。主要な産業がなく、シェールガス開発が無いためです。

しばらくアメリカはシェールガスに経済が引っ張られそうで、開発が進む地域は繁栄しますが、無い地域は苦しむことになり、地域間格差が大きく広がりそうです。

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