投稿日:2013年12月7日
内閣府が10月の景気動向指数を発表しましたが、109.6で前月から+1.2上がり、前年同月比では+8.2上がり、直近の最高となりました。また平成20年6月以来の高さなので5年振りの景気の良さとなりました。
平成24年1月に106.1であったのが3月に108.0に上げました。しかし4月以降は下げに転じました。ユーロ危機どによる円高で輸出の低迷による景気の低迷感が強くなったものです。その下げは7ケ月続いて、平成24年11月に101.0をつけて底となりました。
その翌月の12月にはアベノミクスによる円安で輸出が好転して景気マインドが回復し始めて景気指数も上昇に転じました。2月に102.7をつけたあと上げ続けて10月には109.6をつけて直近2年での最高となりました。アベノミクスによる景気マインド回復に消費増税駆け込み需要が加わってきたものです。
そのため来年3月まで上げ続けるものと考えられます。それが10月の109.6から+6上がれば「ミニ住宅バブル」景気を超えて、1990年の「バブル景気」以来の高い数字となります。