投稿日:2011年11月8日
■新築一戸建ては平均で3580万円前後の価格
新築一戸建ては首都圏で年間5万棟を超える棟数が着工・販売・引き渡しされています。安いもので1580万円から、平均的には3580万円で、高いものは7480万くらいです。このように大きな値段の差がありますが、設備にはそれほど大きな差はありません。一番は土地の値段でしょう。
7000万円を超えるものはだいたい世田谷区で土地のエンド価格が坪200万円を超えるので、20坪の敷地としても、それだけで5000万円となります。安いものは、最寄駅がないとか、駅から10km以上という立地で、土地価格は坪10万円以下です。敷地が50坪とすると土地代は500万円以下ですから建物原価1000万円以下として、販売価格は2000万円以下となります。
それでも、その土地は、それぞれの人にとって一番良いところです。大きな工場に勤めている人は最寄駅は関係ないでしょう。自動車通勤ですから。大切なのは、日当たりがいい、駐車場がある、子供が騒いでも周りの部屋の人に文句いわれない、などです。
■新築一戸建ての2011年のものは良いです。
新築一戸建ての2011年のものは、非常に良いものです。省エネ性が高く、耐震性が高く、設備がいい。例えばシステムバスなど明るく・キレイで清潔で、足が伸ばせて、子供と入れて、中にはテレビ付きとかスチームサウナ付きとかジェットバス付きとか魔法瓶浴槽まであります。当然のこと自動給湯です。20年前には高級装備でした。システムキッチンも同じです。大きな天板、使いやすいシンク、スムーズな収納など当然のごとくついています。窓はLow-eサッシで断熱性が良くて、防犯性も良い。24時間換気が付いているからシックハウスの心配もなく、結露やカビの心配もない。目に見えない構造材などもプレカット材ですから耐震性も問題がなく、シロアリも心配がないし、雨漏りなども心配がない。外壁のサイディングもツートンは当たり前で、グラテージョンがついていてデザイン性が高いものまであります。
私は、1983年に最初の新築一戸建てを買い、2000年に買い、2010年に買いました。普通の人はこんなに頻繁に買う人はいないですが、新築一戸建て分譲住宅のプロなので仕事柄買ってしまいます。ですので、その進化には実感としておどろかせられます。1983年の最初の家は今となっては欠陥住宅です。雨漏り・隙間風・カビ・結露・シロアリなどなんでもござれでした。基礎も土台もいい加減でした。2000年の家は築10年しても今でもちゃんとしていますから、まともな家ですが設備的には見劣りします。2010年の家は次世代省エネ仕様で耐震等級も最高で、仕様・設備もいいです。「新築はいいなあ」とプロの私が感心しました。
■新築一戸建ては家族の幸せを作ります。
新築一戸建てを買った人は幸福です。1580万でも関東大震災でも倒壊することはまずないでしょう。土地によっては液状化の心配もないでしょう。その土地で幸せに暮らせるなら、「世界でオンリーワンの幸せ」です。あなただけの家族であり、あなたの家族だけの幸せです。新築一戸建ては、オンリーワンの幸せを作ります。
低価格だから悪いものということは今の新築一戸建てにはありません。良いものを安く買って、幸せにくらせている「賢い買い物をした」家族と自信を持ってください。