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人口減少対策の特効薬

投稿日:2017年5月23日

静岡市が政令指定都市として初めて70万人割れとなり大騒ぎです。
静岡県知事は「圧倒的に清水区の人口減少が際立ち、対応に力を入れる必要がある」「清水区民の意向が行政に反映されているかどうか」と市幹部の局長ポストに清水区出身の職員がいないと指摘。「局長の3分の1を清水区出身にするなどの配慮が求められる」と述べるなど政治問題化しています。
重要なのは、「転出をいかに減らすか」「自然増をいかに増やすか」であるので、地域文化経済的な問題なのに、問題をすり替えています。このようなことがあるために、地方の衰退が止まらないのです。
 人口減少対策の特効薬は「産業の振興による、雇用機会の増大と所得増加」につきます。
地方だから、何もないから、老人ばかりだから、新規産業は生まれないというのは、評論家の言うことです。
新規産業の創業者にとって重要なのは、アイディアを絶対に商品に創りあげるという意思と執念です。
それぞれの地域において、新規産業を絶対に立ち上げるんだという強い意志を持つことが、まず必要なことです。それで、アイディア・知識・経験・人脈・資金がなければ、もっている人に相談に行けばいいのです。また、どこの誰に相談したらいいかわからなければ、手当たり次第聞いてまわればいいのです。百人聞いてダメなら、一万人に聞けばいいのです。訪問を断られたら、どうしたら会えるかを、訪問できている人に聞けばいいのです。
重要なのは、「絶対に、新規産業を興す」という強い意志と執念です。「誰々が悪い」とか他責にしているうちは問題は解決しません。
 地方で一人で創業して、東証一部上場を成し遂げた社長からは「強い意志と執念」を感じます。更に言えば「夢と理念」も持ち合わせています。

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