新着物件一覧
東林間6丁目新築戸建て 1
東林間駅 6,590万円
東林間6丁目新築戸建て 2
東林間駅 6,590万円
さいたま市浦和区領家6丁目
北浦和駅 5,210万円 (非課税)
大島新築戸建 区画1
橋本駅 3,390万円
もっと見る

マイスターのトレンド・なう

住宅着工の持家の行政別戸数のベスト100

投稿日:2015年10月7日

住宅着工の持家の行政別の2015年4月から9月の累計戸数のベスト100を表にしてみました。
東京23区で集計すると、戸数ではやはりダントツの一番となります。前年比微減ですが賃貸併用などで押し上げたものです。ただ土地の高騰により一般の「土地無し客」は低迷しています。練馬区などでも土地建物で6000万円を超えるようになり住宅ローンが組めなくなったためです。
 同じことは大阪市にも言えて、前年比▼7.4%と減りました。
 そして東京23区以外では横浜市がトップとなります。前年比+20.5%と大幅増加となっています。東京の地価が上がり過ぎたために、横浜市での土地分譲での注文建築が多かったといえます。横浜市はおしゃれな雰囲気で、自然が多くて、教育環境が良いと評判で、郊外であれば土地建物で5000万円以下で買えるのが人気です。
 そしてトップ10で最大の伸びを見せたのが5位に入った浜松市です。雇用環境と賃金の改善による住宅購入意欲の高まりを背景に、比較的に土地が高くないことを狙いとした土地分譲が多くて、そこでの注文住宅建築を誘因したものです。
 次に6位に仙台市が入りました。こちらは復興需要が続いているといえます。
 そして7位に新潟市が入りました。北陸新幹線などに誘発された企業移転需要や、相続対策による二世帯住宅や賃貸併用などが底上げしたと言えます。
 そしてこれら伸びた3市の陰でさいたま市がトップ10で最低のマイナスとなり、順位を5位から8位に落としました。土地の値上がりがあり、「土地無し客」が土地を買って注文建築すると、高くなりすぎて住宅ローンが組めなくなったためです。土地建物で6000万円を超えてしまうので普通のサラリーマンである年収600万円台の人が買えないのです。
 同じく首都圏の主要郊外都市は軒並み前年割れとなりました。
八王子市が前年比▼7.4%
柏市が前年比▼8.9%
松戸市が前年比▼23%
つくば市が前年▼20%
などです。
 その中で、川崎市が前年比+86.3%と倍増しています。賃貸併用など3階建て以上の住宅建築がブームとなっています。
 同じことが堺市にも見られます。大都市近接都市の相続税などの金融土地活用が活発です。

 2015年前半のトピックスとしては、北陸新幹線がありました。金沢市は+15.5%と増えましたが、富山市は▼10.5%と減ってしまい、明らかな押し上げとはなっていません。ただ、高崎市+20%など沿線効果は見られます。
 更に高崎市は上野東京ライン開通効果とも言えます。これは水戸市+20%のように意外と押し上げ効果があったと言えます。

トラックバックURL

ページの先頭へ