投稿日:2015年6月25日
本日に株主総会が多数開催されました。
東芝問題や原発問題の電力会社も「シャンシャン」で終わったようです。
これでは「社会の公器」でならなければならない企業が、20世紀の高度成長利益追求拡大資本主義のままです。
現在は地球温暖化により企業はその対策のために経営姿勢を修正しないといけない時代です。それが歪められています。
少数株主がその意見を出していましたが、会社側と金融機関などの多数の機関投資家により否決されてしまっています。
そのため「21世紀型の地球温暖対策修正資本主義」に即した経営は実現しないといえます。
株主総会のあり方や資本主義のあり方を根本から見直す時期にきているといえます。
ピケティが利益配分からの格差拡大の資本主義の欠点を指摘していますが、古典経済学をもとにせずに、地球環境的行動経済学をもとにした資本主義に変える必要があります。
企業の目的は「利益の追求」ではなくて「地球的幸福の実現」に変えるべきです。