投稿日:2015年2月12日
先日のニュースで母親が子育てノイローゼで二人のこどもを殺したとのニュース映像が流れました。その映像には現場が映っていましたが、郊外型の新築一戸建て分譲でした。
新築一戸建て分譲は同じような世代の人が集まるので子育てに関する悩みグチを話あったりできるので良いとされていますが、今回はそうはならなかったようです。
今回の現場を見る限り新築一戸建て分譲でもコミュニティ道路があるようには見えませんでした。そのためであったと思いたいです。
新築一戸建て分譲のコミュニティ道路は車の通り抜けが無いので、子供が遊び放題で親は井戸端会議に専念できて子育て環境が良いものです。それが新築一戸建て分譲の良い点です。それがマンションに無く、ましてや注文住宅に無い「子育て世代」にとって新築一戸建て分譲がベストな選択肢であると言う根源です。
それが新築一戸建て分譲の社会性と言えるし、良質な社会ストックであるのです。
しかし、今回のことが起きると、そうも言ってられなくなります。
ただ現代の地域の絆の閉鎖性を考えると、新築一戸建て分譲が「子育てにいい住宅」であるべきです。
コミュニティ道路という形態だけでなく、「子育てに良いコミュニティ」になるべく新築一戸建て分譲開発企業も住民も意識すべきです。
それが住宅の価値を高め、街の価値を高める結果となります。