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新築一戸建ての瑕疵において不同沈下は0.1%くらい。

投稿日:2015年1月8日

新築一戸建て分譲住宅にはほ瑕疵保証の10年保証がついています。

その瑕疵=不具合がどのくらいおきているかといえば、住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられているもので

①雨漏り 年間600件前後

②不同沈下 年間450件前後

③基礎・構造不具合 年間30件前後

このように上位2つが圧倒的な件数です。戸建ての年間着工戸数は持家と分譲戸建て合わせて平成24年度で44万戸なので、雨漏りで0.13%で不同沈下で0.1%くらいとなります。

つまり一般的に「欠陥住宅」と呼ばれるものは戸建ての0.3%以下ということになります。

また雨漏りは屋根から漏るものより、壁とサッシの隙間から雨が入るものが多いのです。それが起きるのは台風などにより雨が吹き上がる時などにおこります。ということは雨漏りが多いのは台風がよく来る地域といえます。

さらに壁とサッシの間というと、複雑な土地に「出入り入隅」が多い建物だと丁寧な仕事が要求されます。しかし地方や郊外は土地が広いために総二階建てが多くて、それは平面が多いので施工はしやすい建物であると言えます。

またこの瑕疵は10年保証になっているのは、10年以内に起きなければ、その後は大地震などない限り起きないといわれています。その点においても震度6弱以上が起きる確率は低いエリアは「安心」といえます。

この瑕疵=欠陥住宅と言われるものがほとんど無いので、後は「床鳴り」とか「クロスのはがれ」とか「ドア・建具の不具合」などが起きることがあります。ただ、これらは調整や簡単な修繕で直りますので、施工企業に言えばなんとかなります。むしろ問題なのは、連絡してもなかなか来ないということです。新築一戸建て分譲の最大手企業は年間2万戸以上の建築をしていてアフター要員はほとんどおらず、担当一人で県全体をみることもあり100件以上抱えるなんてこともあります。

その点において施工企業が地元企業であると安心といえます。住宅のアフターメンテナンスは代わりがきかないために「安心・信頼」の施工企業を選ぶべきでしょう。

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