投稿日:2013年10月25日
「頭の良い子供」とは教育論ではいろいろ定義されている中で、「頭の良くなる間取り」というものがブームになったりしていますが、究極的な親の希望で言えば「頭の良い子供」というのは「有名大学に合格する」ことです。
つまり「頭の良い子供の育つ家」とは「有名大学へ入りやすい家」ということになります。そんなものがあるのでしょうか?
■国公立高校の難関大学の合格者が多い人数ランキングでみると東京都の高校が5校と半分。
国公立高校の難関大学への合格者が多い人数ランキングでみると東京の高校が五校と半分をしめて、都立高校が三行はいつています。「都立御三家」と呼ばれる高校ですが、ここへの入学は東京都内に住んでいる公立中学の家庭の子供が多いのです。
そしてこれらの高校は入学するとほとんどの子供が有名大学志向なために、生活態度にブレが少なくて、切磋琢磨するなど学習環境が良いために、合格者が多いとも言えます。
全国の行政別の教育ランキングでは全国1947行政市区の中のベスト10の全てが東京都になっています。ただ文部科学省の行う小学・中学の全国統一テストでは一位は秋田県で、東京都は8位です。
これは東京都の基礎学力が全国一ということではなくて、大学進学において東京都に住んでいることが有利であるという結果です。
その理由は
①進学のために東京に移住する人がいる。
小・中・高一貫私立入学のために東京に移住する人がいる。
②受験予備校が多い。特に有名大学専門が多い。
東大専門や早稲田専門予備校などは合格ノウハウに長けたカリキュラムで、偏差値が普通の子供でも合格させてくれるような予備校がある。
③親が有名大学を出て東京で就職して、そのまま東京に住み、子供も自分と同じ大学に入れようという教育熱心な家庭が多い。
小さい頃から志望大学が決まっていて、そのために授業の予習復習など毎日の学習の積み重ねにより大学に合格できるようにまでなる教育環境を作っている。
ということがあげられます。
■就職に強い大学では東京の有名大学が多い
さらに有名大学を目指す理由としては、条件の良い就職がしやすくなるということがあります。
ダイヤモンド社による「就職に強い大学ランキング」ではベスト10の中で7校が東京となっています。
特に私立で薬科以外は全て東京の私立大学となっています。
このことが東京の有名私立大学への入学希望者が多い理由でもあります。
なぜこのようなランキングになるかといえば、学力の差というよりも、距離・時間・密度の差といえます。
東京は首都であるがゆえ政府官庁が多く、企業の本社が多くあります。採用面接などは本社でやることも多くて、人間を評価したりするにはいくら情報社会といえども面と向かい合って顔を見ながら話しするのが一番です。その時に、東京在住だと気軽に・いつでも・何回も・何社でもいけるので有利。
また採用試験前にOB訪問とかインターンシップとかアルバイトなどがありますが、これも東京在住だと数多くの機会があり有利。またこれらの「試験で無い企業と学生との関わり」は学生・企業両方ともより深い理解を得やすいので有利といえます。
東京はその点で距離・時間・密度が有利といえます。
東京の私立大学に通うお金が無くて地方の国立大学に進む優秀な学生も多いのですが、就職となると地方国立大学よりも東京の有名大学の方が有利なことが多くなっていまっているのが現状です。
■「頭の良くなる子供が育つ」一戸建ての条件は
「頭の良い子供が育つ新築一戸建て」の特徴は
①リビング階段
子供が帰ってきて、玄関から2階の自分の部屋に行くのに必ずリビングを通り、「ただいま」「おかえり」の会話がある。この挨拶からコミュニケーションが始まり、家族が形成される。
マンションではリビングが奥になっていて、すぐ自分の部屋に入いってしまう間取りが多い。これでは会話がなくなる。
②対面キッチン
リビングやダイニングで子供が何をしているのかが見えて、把握できる。またそこで会話ができる。
ゲームするなり、テレビを見るなりの子供の行動が把握できて、ゲームに没頭することが減り、宿題をするなど子供としてなすべき習慣が身につく。
自室にこもってしまうと、子供が好きなゲームばかりして、宿題や読書などしなくなる。
③外との距離が近い。コミュティ道路で遊べる。分譲地内は似た年齢の家族が多い。
新築一戸建て分譲ならば、近いために友達が簡単に迎えにこられて、ちょっと遊びに行ける。
また一戸建て分譲の場合は分譲地内の違う学年の子供で通学班を作るので、自然と友達となり、分譲地内コミュニティ道路でちょっとした遊びをすることが多い。そこで様々な友達・人間との交わりが増えて、いろいろな経験ができる。
超高層マンションのオートロックやエレベーターは小学生の友達が来ずらいし、ちょっと遊びに行くのが億劫になる。そのために自室でゲームばかりして、外で遊ばないし、友達とのちょっとした遊びをしなくなり、人間性形成として大事なものが欠けてしまう。
また注文一戸建てでは、近隣の年齢がバラバラで隣は誰かわからないのと、コミュニティ道路で無いために、近所に友達はできなくて、家の前でも遊べない。
さらに親の目が届かないところへ子供だけで遊びに行くとなると、防犯面などで不安なので行かせなくなる。
■東京の新築一戸建て分譲に住むと
①有名大学が多い。
②予備校が多いなど大学進学に関する教育環境・情報が多い。
③大学志向の子供が多いために、生活態度にブレが少なく教育環境が良い。
④政府の官庁や企業の本社が多い。
⑤そのため有名大学出身で進学教育熱心な親のいる家庭が多い。
⑥何より企業の本社などが身近にあるのでOB訪問やインターンシップやアルバイトなどで等身大の存在として理解を深められる。
⑦新築一戸建て分譲は、似た年齢の家族が住むのと、コミュニティ道路などで友達ができやすく、外で遊ぶ機会が多い。
⑧リビング階段などで子供との会話ができて、家族コミュニケーションを促進する。
⑧対面キッチンなどで子供の行動が把握できて、学習習慣をつけられる。
これらの理由で
「東京の新築一戸建ては、頭の良い子供を育てる」
ことができやすいといえます。