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株価上昇と為替安定は日銀の政策効果。ただ継続性は疑問

投稿日:2012年3月10日

株価が一瞬1万円を超え、為替は82円台と経済が回復しているような数字となっています。

 これは、日銀の金融緩和策発表+インフレ目標1%を発表したことに端を発しています。
ただ、実態金融は何も変わってはいません。
 変わったとすれば、アメリカの株価が上昇していて、企業の利益が向上しているのと、ギリシャの債務問題が好転しユーロ危機が良くなったという2つです。
 ただ、アメリカはまだまだ住宅価格は下がりきっておらず、着工も低迷しています。金融危機の根本がまだ、底を打っていないのに、好転したのは、アップルに代表されるIT企業とあめりかの金融緩和による金融業の利益が良いためです。
 足元はまだぬかるんでいて、雨は小雨とはいえまだ降っているのにるのに、もう雨が上がるからと無理やり走らされているようです。

 日本はというと、自動車は好調ですが電機が不調です。それで財政赤字と貿易赤字という双子の赤字が起きています。決して、好転してはいません。

 ですので、現在の株価上昇と為替の安定の継続性は疑問です。

 今、企業は6重苦といわれる環境下にあり、このままでは海外移転が加速されてしまいます。
アップルの部品供給企業が発表されて、日本企業の技術力・開発力の強さが見直されていますが、それを継続させなければいけません。

これらの企業の技術力・開発力を伸ばすなり、シナジー効果を発揮させるなりして、日本の商品として輸出競争力をつけさせる必要があります。

 企画・設計はアメリカで、日本で部品作り、中国で組み立てをして、アメリカブランドとして全世界標準として輸出される「iphone」モデルに、どっぷりはまるのではなくて、「ガラパゴス」を脱するなり、逆に世界に展開するなりして、日本標準をつくらなければいけません。

 日本にはこれだけの、世界シェアでトップの企業があるのです。
 グローバルスタンダードを作り出していく必要があります。

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