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新築一戸建てを買うにあたって困ったこと

投稿日:2012年10月30日

住宅購入者へのアンケートの回答の中で、気になるものがありました。
■無くて不便と感じた情報
①他の入居者や周辺住民の情報 29.2%
②価格相場情報 29.2%
③契約・引っ越しなどのノウハウ 20.9%
新築一戸建て分譲地内の人間関係が悪くなると高い買い物に失敗することがあり心配なのですが、隣の人が誰かは情報が無いので不安なのです。
また、自分が買うものが「得なのか損なのか」わからないのも不安なのです。どうしても不動産業者にだまされるという不安がつきまとっています。
不動産業者は自分の都合よい情報は出し、都合の悪い情報は出さないという習性があります。IT情報革命の現在では、それは逆作用を生み出すのがわかっていません。
隠せば、その情報に対してネガティブな見方の意見が必ず出るのです。それがスマホ全盛・SNS全盛の現在の特徴です。その辺を不動産業は反省する必要があります。
■住宅購入にあたって困ったこと
①手続きが煩雑 36.2%
②仕事を休んで手続きしなければならない 34.2%
③どの条件を妥協するのか 33.6%
④必要な書類が多すぎてなかなか集まらない 23.6%
まず、自動車購入と住宅購入を比較してみるとよくわかりますが、住宅は書類と説明が多すぎて、お客様の理解できる範囲を超えています。
ほとんどのお客様が初めて新築一戸建て分譲を買うのですから、そこをよくよく考える必要があります。
宅建業法上仕方無いこととか、銀行の住宅ローンの手続き上仕方無いことがほとんどですが、それは自動車と比較すると、不動産業界が自己正常化努力を怠ってきたツケでしょう。
自動車業界は業界あげて、情報開示や品質の向上やメンテナンスの充実をやってきています。そのお蔭で、人口減少の中でも数百万台の新車が売れています。
全く知識の無い20代女性とか逆に80代の高齢者でも、不安無く新車を買います。そして、誰も自動車メーカーがだますとは微塵にも思っていません。
また、残価設定型ローンだとかメンテナンス付きリースだとかいろいなローンがあり、かつ、中古車買い取りの基準が明快で、個人の懐事情がどうであろうが、買いやすい環境です。これも自動車業界が故障・事故・修理・保全について情報開示がなされているためです。
そこが不動産業界とえらい違いです。
まず、不動産業界は

①取引・契約情報の完全開示
②品質・メンテンナンス・欠陥・事故の情報の完全開示
③中古住宅の基準の作成と明示
④それらが揃ったうえで、ノンリコや残価設定など使いやすい住宅ローン
これをやる必要があります。
そうでないと、新築だけでなく中古も流通が減少していくは目に見えています。

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