投稿日:2012年4月19日
昨日、東京都が震災による被害の見直しが発表されましたが、ショックなのは「立川断層帯地震」です。
なんとこの地震でも「震度7」地域が想定されています。
この震度予想マップでは震度7地域が、立川市や武蔵村山市などに点在しています。
そして震度6強地域が大きく広がっています。
この地域は、開発の際に「盛土」と呼ばれる、山を削って、その土砂を谷・川に埋めるという方法をとっているところがたくさんあります。
その場所が、震度6強以上の揺れで液状化を起こす確率が高いです。
そして問題なのは、この「立川断層帯」が過去の歴史を分析すると1万年に一回発生しているというのですが、前回起きてから、もう1万年経っているために、いつ起きても不思議ではないというのです。
この震度7想定地域の方は、至急に耐震性能の向上が必要になります。
震度7に耐えるというのは、性能評価制度の耐震等級3は必須となります。それ加えて、地盤改良が必要となるでしょう。合わせて数百万円になるので行政の支援も必要になってくるのではないでしょうか。