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新築一戸建て分譲の3月末の販売中在庫は2万4000戸で完成在庫が6割ある。

投稿日:2012年4月15日

平成24年3月末現在の新築一戸建て分譲の首都圏の販売中は2万4202戸あります。
そのうち1万4365戸が完成在庫になります。販売中の58.9%という多さです。
ここにきて急に増えました。

販売中を竣工月別に販売中戸数と平均価格を集計してみました。


3月末の竣工物件が3954戸と多いためです。
23年の前半は震災の影響で着工が低迷したために、年度内売上を確保するために3月末完成を増やしたのです。
この平均価格は3617万と通常価格になっていて、まだ大きな値下げは起きていません。
3月竣工という予定ですが、現場の遅れがあり引き渡しができない状態にあるうえに、1月以前の完成在庫がまだ大量にあり、それは価格が3407万とさがっているために、そちらを優先した結果でしょう。

その3月の竣工と、4月分と5月分の竣工がゴールデンウィーク以降に完成在庫となりますが、それは9000戸という大きなものです。
そしてそれらは、現在平均価格3600万ですから、今後に値引きが発生することになります。
ただ、あまりにも戸数が多いので、表面値引き200万に相対値引き100万が加わることになるでしょう。

そして問題は6月・7月の建築中が3800万を超えているのですが、その契約率が10%をきっているので、今後に完成在庫となった時に、その前の月の価格が3400万まで下がっていれば、そこまでさげざるを得ず、その値引き幅は400万と大きくなり、10%を超えることになります。
となると計画粗利20%が10%に落ちることになり、損益分岐点の12%を超えて、赤字となります。収益的には厳しいものとなります。

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