投稿日:2012年2月8日
単身女性の32%が「貧困」だそうです。
国立社会保障・人口問題研究所の分析の結果ですが、単身で暮らす20~64歳の女性の「相対的貧困率」が32%だったそうです。
また19歳以下の子供がいる母子世帯の貧困率は48%と際立って高くなっているそうです。
「相対的貧困率」とは年間の可処分所得112万未満の人が該当するのですが、もし賃貸に住んでいるとすれば家賃万円とすれば年間60万円で、残りの使えるお金は52万となります。ということは月4万円ちょっとということです。
確かに、子供がいて月4万円で食費から何からみるのはしんどいでしょう。
また、65歳以上の単身で暮らす女性の貧困率は47%です。
ほとんどが年金暮らしでしょうから、可処分所得112万以下となるのでしょう。ただ、この年代の人は自己所有の自宅に住んでいる率は高いですから、まだましといえるかもしれません。
この状況では、子供を産もうという人が減るのは仕方無いといえるでしょう。少子化になるわけです。
また、新築一戸建ては売れずに、マンションや賃貸住宅ニーズが高くなります。
でも、「相対的貧困」であっても、「無縁社会」とあきらめずに、生きていることの喜びを感じて、心豊かに暮らしてほしいものです。